AZAPAとアイロック、MBD開発向けVRドライビングシミュレーター開発へ

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AZAPA株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役:近藤康弘)と株式会社アイロック(本社:名古屋市天白区、代表取締役:古賀琢麻)は5月31日、モデルベース(以下MBD)開発向けのVirtual Reality(拡張現実、以下VR)ドライビングシミュレーターを共同で開発すると発表した。

新たに開発するシステムはVR技術を利用し、ドライバーの運転判断や反応、ADAS・自動運転といった複雑なシナリオに基づいた運転状況を再現、自動車の制御システムがドライバーの感性にどのように影響するのかを定量化できるMBD開発環境を提供していくもの。

今日、自動車産業は100年に1度の変革期と言われ、ADASや自動運転などの高機能化、シェアリング等サービス事業者を始めとする新規プレーヤーの参入、更には全世界的なライフスタイルの変化による消費者の志向多様化が進んでおり、自動車における価値設計も変化を迫られている。

AZAPAはこれまで、こうした自動車の価値設計を実現するためにモデルベーステクノロジーを基盤とした独自のプロセスを構築し、自動運転やドライバーの感性につながる技術を蓄積してきた。今回、アイロックが開発したVRドライビングシミュレーターを基盤にMBD技術を融合することで、自動車の価値を高める研究および開発をスピーディーに実現できる環境を提供する。

VRドライビングミュレーターは、ドライバーの感性を最大限に追求すべく構築してきたシステムで、高速道路のわずかな溝や雪道でのグリップ感覚などの人体が受ける振動を、忠実に再現できるほど挙動の細やかさ有する。これに対してアイロックは、レーシングドライバーとして活躍する古賀が参画。両社は、共同開発を通じて自動車の新たな価値を設計する開発環境を提供し連携を強めていく構えだ。