コンチネンタル、「Ko-HAF–協調型高度自動運転」の共同研究プロジェクトを牽引


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目標は世界に先駆け高速での高度な自動運転を実現すること

このほどドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi) の旗艦プロジェクト「Ko-HAF」が始動。これを受けてコンチネンタルは、「Ko-HAF – 協調型高度自動運転」共同研究プロジェクトの調整役を務める事となった。

ここでの高度自動運転の「協調型」とは、高度に自動化された複数の車両間の相互作用のことを指している。

今プロジェクトを担うコンチネンタル社・シャシー&セーフティー部門アドバンストエンジニアリング部のステファン・ルーク 氏(Dr. Stefan Lüke)は、「この研究の取り組みによって、最も重要な最高レベルの道路の安全性を確保しつつ、自動運転の実現に向けて大きく前進することができます。

国家プロジェクトであるKo-HAFの総予算は3,630万ユーロに上る

Ko-HAFは、高度自動運転においてドライバーが果たす役割だけでなく、高度に自動化された車両間のクロスパートナー機能および通信についても研究しています」と語る。

またさらに「Ko-HAFは、自動車メーカー、部品サプライヤー、および公共パートナーのコンソーシアムとともに、2015年6月1日から活動を開始しています。

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Ko-HAFの総予算は3,630万ユーロで、2018年11月まで継続される予定です。このプロジェクトは、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)の新しいプログラム『新しい車両およびシステムテクノロジー』の枠組みの中で、最初のプロジェクトとしてサポートされています」とも云う。

最終的には電子メールを読みながらの高度な自動運転が可能に

同プロジェクトの最終目的は、高速運転時や、より複雑な状況で高度な自動運転を可能にすることにある。

ドライバーは、高度自動運転中は常にシステムを監視せずに済み、その代わり一定の期間、車に運転作業を引き継ぎ、空き時間で、例えば電子メールの読み書きができるようになるのだ。

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ただし、ドライバーが再度運転タスクを引き継ぐ場合、一定の時間内に行われる必要がある。

つまりドライバーが運転を引き継ぐ必要がある場合、車両はその周囲と交通状況を正しく評価できなければならない訳だが、高速運転時やより複雑な状況では、こうした判断が困難になる。

未来の車両は自らの状況を、視覚から判断出来るようになる

これが、Ko-HAFの取り組んでいる最も大きなタスクの1つであり、その出発点は、車両がサーバーを経由して互いに通信する、移動無線(LTE/UMTS)によるバックエンドソリューションにある。

サーバーは、車両の周囲の情報を照合および評価し、一貫した形式で車両相互が情報を利用できるようにする。複雑な状況下で高度な自動運転を実現するためには、このような先見的な自律判断の方法が必要とになるのだ。

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コンチネンタルは、同プロジェクト内の様々なワークパッケージに、シャシー&セーフティーおよびインテリア部門の専門家を派遣している。

例えばサーバー経由で周囲と場所に関する情報を交換するためのインターフェイスの設計や、車両の相対的・絶対的な位置(車線内の正確な位置)を視覚化する作業等にも関与している。

渋滞・工事中など、より多くの状況で自動運転を可能にしていく

またコンチネンタルは、「全地球的航法衛星システム(GNSS)」情報と、それを補足する「M2XPro」(Xプロバイダーへのモーション情報 – Motion Information to X Provider)コンセプトを既に構築しており、今は車両の協調作用において、こうした機能研究の応用に焦点を当てている。

具体的には、車線変更、安全な車間距離、車線が終わる際の運転操作等だ。コンチネンタルは、通信および運転機能をテストし、テスト方法を考案するために、車両に対象機能を組み込むためのタスクにも精力的に取り組んでいる。

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未来の車は、渋滞時、工事中など、より多くの状況で自動運転を可能にし、運転状況によっては、ドライバーは車に対して全面的に運転を任せることができるようになるだろう。

しかし完全に自動化された車は早々簡単には生み出せないのも事実だ。現在、市販されている高度運転支援システムは、完全自動運転車の実現に向けた最初のステップであり、今後、自動化のステップを着実かつ徐々に実現させていくことになる。

そうした技術の進化のためには、さらに多くの研究開発が必要となるが、同社では、のろのろと流れる交通状況や道路工事付近での走行向けに、既に2011年の時点で自動支援機能を開発済みだ。

さらに米国ネバダ州の公道における自動運転テストのライセンス取得では2012年12月、自動車部品サプライヤーとして世界で初めて自動運転のライセンスを取得している。

 

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