GM、新型旗艦モデル「キャデラックCT6」を発表。ラグジュアリーの新たな価値を再定義

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1902年(明治35年)に誕生して114年。常に先進技術を取り入れてきたキャデラックがドライバーズカーの新境地を切り拓く

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:石井澄人、以下、GMジャパン)は4月27日、フルサイズ・プレステージセダン新型「キャデラックCT6」を発表会を首都圏で開催し、2016年9月から全国のキャデラック正規ディーラーネットワークで販売を開始すると発表した。価格は9,980,000円(8%消費税込み)。

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米ゼネラルモーターズ・カンパニー(本社:デトロイト、CEO:メアリー・バーラ、以下、GM)傘下のキャデラックブランドは、社内分社化によるブランド強化策を打ち出し、2014度に本社機能をニューヨークのマンハッタン南部・ソーホー地区に移転して早くも2年目を迎えた。

GM本体から大きな権限移譲を受けた同ブランドは、移転以降、独自の構造改革を進める中で、今回、新生Cadillacのフラグシップモデルと位置づけた新型「キャデラックCT6」を満を持してリリースした。

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新型「キャデラックCT6」は、1902年(明治35年)にCadillacを誕生させて今年で114年目の今年。

一世紀以上に渡る永年の伝統を自らが打ち破り、ブランドフルサイズ・プレステージセダンの新しい姿を、既存の旧く手垢の付いたラグジュアリーカーの範疇から抜け出し、大きく革新していくことを目指して開発されたクルマだと云う。

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それは従来の大型ラグジュアリーモデルには見られなかった運動性能・効率、そして俊敏性・軽快感といった領域に注力したもの。

具体的には、そうした走りに於いて、要となる車両重量ひとつを取っても、個々ブランドを代表する並み居るプレステージセダンと比べ、およそ3割を超える大幅な軽量化を果たしている。

これは、キャデラックが新たなラグジュアリーカー像を再定義していく動きの一端であり、同社では「キャデラックCT6」を通して、旧来然の重厚さを良しするラグジュアリーイメージに反旗を翻し、新時代に相応しい真のドライバーズカーの姿を目指して行くと述べている。

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キャデラックCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)のUWE ELLINGHAUS(ウヴァ・エリングハウス)氏

これらについて、キャデラックCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)のUWE ELLINGHAUS(ウヴァ・エリングハウス)氏は、キャデラックCT6発表会の壇上に於いて、「新生キャデラックのブランド再定義は、このトップレンジモデルから創造していきます。

このダイナミックな走りを愉しめるフラッグシップモデルは、キャデラックの成長と、我々が目指すブランド価値向上のために欠かせないものです。

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新型『キャデラックCT6』の登場は、世界最高峰のラグジュアリーセグメントに、キャデラックが再び戻ってきたことを意味します。

同車は、2020年までにキャデラックが投入する8車種のニューモデルの先駆けとなる一台であり、120億円ドルを投資した商品開発の最初の成果でもあるのです」と語った。

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またキャデラックCEO(プレジデント)のヨハン・ダ・ネイシン(Johan de Nysschen)氏は本国から、「新型『キャデラックCT6』は、プレミアム・ラグジュアリーに対するまったく新しいアプローチであり、これはキャデラックにしかできないアプローチです。

このまったく新しいアプローチとは、フルサイズ・プレステージセダンを、オーナー自らが運転する情熱を再び燃え上がらせようとする大胆な挑戦であり、キャデラックがプレステージ・ラグジュアリーモデルを再び定義することへの挑戦でもあります。

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キャデラックCEO(プレジデント)のヨハン・ダ・ネイシン(Johan de Nysschen)氏

新型『キャデラックCT6』は、オーナードライバーに対して、これまでにないレベルで緊密な一体感と、ドライビングプレジャーをもたらすフルサイズ・プレステージセダンなのです。

運転時に於いては、このクルマは、周辺環境を検知する技術やアクティブ技術を含むシャシーシステムを以て、あらゆる状況下でのコントロールを容易にし、3.6リッターV6エンジン8ATのパワートレインは、常に惜しみないパワーを生み出します。

そしてパッセンジャーは、アメリカン・ラグジュアリーの最高峰であるキャデラックが到達した最高の快適性、高級感、そして、コネクティビティの利便性を備えた上質な空間を体感できることでしょう」と述べた。

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シャシーはアルミニウム合金を筆頭に13種類の異なる素材により組み立てられたアルミ合金アーキテクチャによる設計

なお、この新型「キャデラックCT6」の最も大きな特徴のひとつは、車両設計の根幹となるボディ構造への力の入れ様にも現れている。

具体的にはボディ設計段階に於いて、構成されるシャシーコンポーネントの部材は、アルミニウム合金を筆頭に13種類の異なる素材により組み立てられたアルミ合金アーキテクチャが投入された。

これにより同車は、圧倒的なボディ骨格の強度確保と共に、パフォーマンス面に於いて、いわゆるラグジュアリーセダンの領域を大きく凌ぐ運動性能を確保できたと同社では謳っている。

これについて先のダ・ネイシンCEOは、「私たちは、プレステージ・ラグジュアリーセダンの開発をするための独自の方法を追求するうちに、ボディ構造に対するアプローチを再発見しました。

これまでも高い評価を得ている、キャデラックVシリーズなどの後輪駆動セダンが持つダイナミクスと、この新しいアプローチを融合させた結果、このセグメントで失われていたものを見つけることが出来たのです。

それは、真のドライバーズカーとしての心躍るようなパフォーマンスです」とたたみ掛けた。

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さらにダ・ネイシンCEOは、「我々キャデラックは、2014年に本社をニューヨークに移し、これまでの110年間、時代を創造してきたアメリカン・ラグジュアリー・ブランドとしての伝統に加え、新たに、ニューヨークならではの土壌に息づく、常に挑戦し続けるスピリットをブランドや商品で表現し続けて来ました。

新型『キャデラックCT6』のローンチに先駆け、『Dare Greatly – その挑戦が、世界を変える』という新たなコンセプトを掲げ、他に真似のできないブランドを創造すべく、これからも“大胆な挑戦”を続けていきます」と結んでいる。

【各テーマからなる最先端技術は以下通り】

俊敏性を保証する複数の構成要素

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新型3.6リッターV6直噴DOHCエンジンは、初のシリンダー休止機構(アクティブフューエルマネジメント)を搭載した
  • 新しいオメガ・アーキテクチャーは、ボディ構造に13点の高圧鋳造アルミ部品を採用。これにより、軽く強固な構造と高い静粛性を実現。
  • 新型3.6リッターV6直噴DOHCエンジンは、初のシリンダー休止機構(アクティブフューエルマネジメント)と8段オートマチック(AT)を採用し、高効率を達成。
  • アクティブ・オンデマンドAWDシステムに採用した連続可変クラッチは、前輪へ最大959lb-ft(1300Nm)ものトルクを伝達。あらゆるコンディションでハンドリングとスタビリティを確保。
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新型3.6リッターV6直噴DOHCに組み合わされる8段オートマチック(AT)トランスミッション

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  • 緊密な一体感を生むアドバンスト・パフォーマンス・シャシーシステム。アクティブ・リアステア、マグネティックライドコントロール、選択可能なドライブモードなどによるセグメントで最も優れた乗り心地、ハンドリングおよび静粛性を実現。
  • 「オート・ヴィークルホールド」は、前後へのクリープを防ぐ機能で、ドライバーが選択可能。渋滞の中での利便性と坂道での使い勝手を改善。

コネクティビティ「ハイテク・インフォテイメントシステム」

  • 周辺環境を検知する技術と最先端のインフォテイメントシステムにより、ドライバーやパッセンジャーに緊密な一体感をもたらしす。また、車両全方位の状況変化に的確に対応し、高度な安全性と安心感を提供する。
  • CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)モニターに、周囲360度のカメラ映像を表示し、死角を排除。
  • 夜間の走行で、ドライバー・インフォメーションセンターに人や大型動物を表示するエンハンスドナイトビジョン。

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  • オートブレーキとオートパーキングを一体化した新型パークアシストシステム。
  • クラス初、カメラのテクノロジーと通常の室内ミラーを組み合わせ、障害物のない後方映像を投影するするリア・カメラ・ミラー。
  • 10.2インチCUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)スクリーン(1280×720HD)とコンソールのタッチパッド。タッチスクリーンは手書き入力可能(英語/数字)。
  • タッチパッドでもCUEの機能を操作可能。センターディスプレイをタッチするのではなく、センターコンソールに腕を置いたまま操作することで安全性の向上を図る。
  • 新しい歩行者衝突防止・軽減システムによる歩行者検知、警告、オートブレーキ機能とワイヤレスによる電話充電機能の搭載。

ラグジュアリー感溢れるデザインと装備

  • 斬新かつダイナミックなキャデラックらしいデザイン: 伝統的な後輪駆動を主張するダッシュからフロントアクスルまでのより低く、より長いプロポーション。
  • 力強いラインと精密で上質な表面処理: 軽量で俊敏であることを主張する外観デザイン。

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  • プレミアム・オーパスレザーや5つのマッサージプログラム、リクライニングリアシートを備える、快適でラグジュアリー感溢れるシート素材。
  • 83mmのスライド域、ランバーサポート、マッサージ機能、ベンチレーション&ヒーター機能などを備えたリアシート・パッケージ。
  • 格納式10インチモニターと外部機器接続機能を持つリアシート・エンタテイメントシステム。
  • 空気イオン化/除菌機能付 クアッドゾーン・クライメートシステム
  • 接近するスマートキーに反応して足元を照らすコンシェルジュライト。
  • ハンズフリー・トランクリッドを筆頭に、1027mmの広大なレッグルーム。2.2リッターのセンターコンソールを含むセグメント最大の室内収納を確保した。
  • キャデラックを象徴する伝統かつ特徴的な縦型ヘッドランプは、高効率で、最新式の間接照射LEDヘッドランプ。

新しい発想のボディ構造

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  • マルチマテリアル戦略に基づく新オメガ・アーキテクチャー。フルサイズボディでありながら、BMW5シリーズやアウディA6クラスよりも軽く強靭に作られている。
  • 新しいオメガ・アーキテクチャーは、オールアルミのボディパネルと13点の高圧鋳造アルミ部品をを組み合わせた構造。エンジニアは、長い時間をかけてコンピューター解析(20万件の構造シミュレーション含む)を行い、その開発過程で21 もの特許を取得した。
  • ボディ下部の構造に使用された13個の高圧鋳造アルミ材は、構造を簡潔化し質量低減に貢献。主に高張力鋼板を使用した車両に比べ、およそ99kg軽量。

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  • 同ボディを組み立てるためにGMでは最先端の製造法を採択。例えば、効率的で軽量化に役立つ独自のアルミニウム・スポット溶接をはじめ、レーザー溶接、フロードリルファスナーやセルフピアシングリベット、さらに、およそ268mにもおよぶ構造用接着剤も使用されている。

先進的なシャシーとサスペンションによる運動性能

  • 同セグメントで稀に見る俊敏さの基本は、アクティブ・シャシーシステムに設定されるアクティブ・オンデマンドAWDやアクティブ・リアステア、マグネティック・ライドコントロール(磁性流体減衰力制御システム)によって実現した。
  • 操舵は全4輪すべてのホイールに及ぶマグネティック・ライドコントロールを搭載。全てのホイールのダンピングがミリセカンド(1/1000秒)毎に制御される。
  • フロントサスペンションは、アルミ部品を多用したショート・ロングアームと称するマルチリンク(5リンク)式独立タイプとした。
  • アクティブ・シャシーシステムに含まれるアクティブ・リアステアは、低速での俊敏なハンドリングと高速での安定性に貢献する。車体回転直径は、同車より短い2910mmのホイールベースを持つ「キャデラックCTS」と同程度の11.4mに抑えられた。

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  • あらゆる天候下でハンドリングとスタビリティ能力を最大限に活かす、アクティブ・オンデマンドAWDも搭載した。軽量でコンパクトな設計と2ギヤ・トランスファーケースにより、一般的な固定トルク式AWDシステムに比べ優れた燃費を可能としている。
  • ドライバーは、ツーリング/スノー&アイス/スポーツの各モードを選択可能で、ほぼ全ての天候や道路状況に対応することが可能。また併せて大胆なプロポーションと細部への緻密な配慮により、上質な空間を確保した。
  • 新型「キャデラックCT6」では、34個のスピーカーの備えたキャデラック初のBose Panaray(パナレイ)オーディオシステムを搭載し、クルマの中でありながら、ラグジュアリーなサウンド空間に居るかのような究極の体感を提供する。

北米・中国の複数拠点による国際生産体制を敷く

  • 新型「キャデラックCT6」の生産は、北米仕様がデトロイト・ハムトラミック工場で開始されている。同工場には「キャデラックCT6」と他の2車種の生産に向けて3億8400万ドルが設備投資された。
  • 日本をはじめヨーロッパ、韓国、イスラエルおよび中東諸国向けモデルの生産はデトロイト・ハムトラミック工場で生産が開始される。
  • 中国市場向けモデルの生産は、新しい中国工場で2016年初頭から開始される。

サービス・プログラム

Cadillac Maintenance Care Program「キャデラック・メンテナンスケア付帯プログラム」
新車登録日から3年間または走行距離10万キロまで、メーカー指定点検整備とメンテナンスをパッケージしたプログラム。

リーズナブルなパッケージ料金で、2回の法令12ヶ月点検(除車検)をはじめ、定期交換部品や消耗品の交換が可能。本サービスは、全国の正規ディーラーにおいて、専門のメカニックによって行い、純正部品のみを使用。

Cadillac Warranty Plus Program「キャデラック・新車保証延長プログラム」
新車登録日から3年間または走行距離10万キロの一般保証を希望に応じて、有償にて4年目または5年目まで延長できるプログラム。

上記詳細 http://www.cadillac.co.jp/basis/after/ To-jump-to-external-page20150401

【主要諸元一覧表】
モデル&グレード:キャデラック CT6 セダン プラチナム
全長:5,190mm
全幅:1,885mm
全高:1,495mm
ホイールベース:3,110mm
トレッド(前):1,620 mm
トレッド(後):1,645 mm
最低地上高:145 mm
リアオーバーハング:1,123mm
乗車定員:5名
燃料タンク容量:74 l
車両重量:1920kg
タイヤフロント:245/40 R20 95W
タイヤリア:245/40 R20 95W
エンジン形式:V型6気筒 DOHC
排気量:3,649 cc
ボア x ストローク:95.0 x 85.8mm
ストローク:80.8mm
最高出力:250kW (340PS) / 6,900rpm
最大トルク:386Nm (39.4kg・m) / 5,300rpm
駆動方式:AWD (全輪駆動)
トランスミッション:8速オートマチック
クラッチ方式:トルクコンバーター
サスペンション(前/後):マルチリンク式
タイヤサイズ(前/後):245/40R20 95W
タイヤサイズ(後):245/40R20 95W

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キャデラックWebサイト http://www.cadillacjapan.com/ To-jump-to-external-page20150401