ホンダ青山本社ビルに「スマート水素ステーション(SHS)」を設置。都内商業地域では初

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本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、独自に開発した高圧水電解システム「Power Creator」を採用したパッケージ型「スマート水素ステーション(以下、SHS)」を、Honda青山本社ビルに都内の商業地域として初めて設置し、5月12日より稼働を開始した。

また、SHSでの水素製造に必要な電力をまかなうべく、新たに太陽光発電システムを導入し、燃料電池自動車(以下、FCV)のCO2フリーでの走行を可能にした。

SHSは、圧縮機を使用せずに製造圧力40MPaの水素を24時間で最大1.5kg製造することができ、製造した水素は約19kg貯蔵可能。

また、主要機器を7平方メートル程度に収まるサイズでユニット化することにより、工場出荷後から短期間で設置※1でき、小規模な水素ステーションとして活用できる。

ホンダ青山本社ビルに設置したSHSは、まずは自社が保有するFCVへの水素充填に活用。また将来的には、地産地消の水素として幅広い活用を検討していく。

なおホンダとしては、今回の青山本社ビルへの設置が2015年12月の和光本社ビルに続く2ヵ所目となった。

自治体では、環境省補助事業において徳島県、宮城県、埼玉県ですでにSHSが稼働しており、熊本県や神戸市においても稼働に向けた準備が進められている。

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スマート水素ステーション(Honda青山本社ビル設置)

ホンダは水素社会の実現に向けて、「つくる・つかう・つながる」のコンセプトを掲げており、「つくる」分野ではSHSによる再生可能エネルギーからの水素製造・貯蔵・充填、「つかう」分野ではFCV「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」によるCO2フリーでの走行、「つながる」分野では外部給電器「Power Exporter 9000」やV2H※2対応DC普通充電器「Honda Power Manager」により、FCVからコミュニティーや家庭・施設に電力を供給することを可能にしていく。

同社では、「『自由な移動の喜び』と『豊かで持続可能な社会』の実現に向けて、『つくる・つかう・つながる』技術の組み合わせによって、エネルギーの地産地消と、低炭素社会を可能にする取り組みを拡大させていきます」と述べている。

※1設置に必要な面積、工事期間は、立地条件によって異なる
※2Vehicle to Home(ビークルトゥホーム)の略