JR東日本、駅ナカから移動体事業までベンチャーの発案を育む新会社設立へ


JR東日本こと東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:冨田 哲郎)は2月6日、ベンチャー等すらの提案を新事業へとつなげるコーポレートベンチャーキャピタルの新会社、「JR東日本スタートアップ株式会社」を設立すると発表した。

この新たな事業体は同社が計画している「JR東日本スタートアッププログラム」を実施する新会社。

具体的プログラム内容は、ベンチャー企業や様々なアイディアを有する対象者から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくもの。

既に2017年4月より募集を開始し、合計237件の提案を受領しており、審査の上、既に採択した11件についてテストマーケティングを実施している。

1.会社概要
会社名 :JR 東日本スタートアップ株式会社
所在地 :東京都渋谷区(東日本旅客鉄道株式会社本社内)
代表者 :代表取締役社長 柴田 裕
株主 :東日本旅客鉄道株式会社(100%)
設立 :2018 年 2 月下旬(予定)
資本金 :4 億 95 百万円
出資枠 :50 億円
事業内容 ・事業シーズや先端技術の調査・発掘
・ベンチャー企業への出資及び当社グループとの協業推進
・システム開発マネジメント、ワークスペース提供等のサポート
問い合わせ先 :[email protected]

この新会社設立を踏まえ東日本旅客鉄道株式会社は、2018年2月、オープンイノベーションによる共創活動を加速するべくベンチャー企業等との共創活動を推進。今後、同活動をさらに積極化しスピードアップして行っていくとしている。

そして優れたアイディアや先端技術を持つベンチャー企業と共に、JR 東日本グループの経営資源を活用して、未来をつくる新たなビジネスやサービスを創出することにより、地域のより一層の活性化と豊かな暮らしづくりに貢献してきたいと述べている。

2.設立目的

3.出資する事業領域
小売、飲食、交通、観光、インバウンド、物流、IoT、AI、決済や地域活性化に資する事業など当社グループとの事業シナジーを見込める領域。特に以下のテーマの実現に繋がる事業領域を想定。

【出資・事業展開のテーマ設定は以下の通り】
(1)人・モノ・情報をタイムリーに結び付け、利便性を高めるサービスの創出。
(2)出発地から目的地までをスムーズにつなぐ快適な移動の創造。
(3)より安心・安全な輸送、サービス向上に資する技術革新。
(4)魅力あるサービスの提供を通じ、国内外の多様な人々が集い楽しめる場としての駅づくり。
(5)地域の雇用・移住・観光の促進。
(6)環境負荷の少ないエネルギーや安全で安定した食糧の供給など社会的課題の解決。