ポルシェミュージアム、自社スポーツカー70周年展の開催式典を実施


富士スピードウェイでのPorsche experience Day 2018(ポルシェ エクスペリエンスデイ 2018)」も目前に迫る

独・ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は現地時間の6月8日(金)、ポルシェミュージアムで「ポルシェ スポーツカー70周年」特別展のオープニングセレモニーを開催した。

セレモニーには、バーデン・ヴュルテンベルク州首相のヴィンフリート・クレッチュマン氏、シュトゥットガルト市長のフリッツ・クーン氏、連邦交通・デジタルインフラ省政務次官のシュテファン・ビルガー氏。

さらに政治、ビジネス、コミュニティの各分野からも多数の代表者が出席して行われた。

ポルシェAG監査役会会長のDr.ヴォルフガング・ポルシェ氏、ポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメ氏、及びポルシェ AG監査役会副会長のウーヴェ・ヒュック氏も、先の多くのゲストと共にポルシェ ブランドの誕生を振り返った。

今から約70年前の1948年6月8日に、ポルシェ356 “No.1” ロードスターがナンバー登録を受けて以来、ポルシェブランドは、ある意味スポーツカーを超えたブランドとして世界から育まれてきた。

この特別展では、そんなポルシェがスポーツカーの開発を決定的に推進し、方向付けてきた1948年から今日に至るまでの数多くの物語とマイルストンを展示している。なお展示期間は、2019年1月6日までとなっている。

特別展として実施した目的は、同社が過去70年間にわたるポルシェの目覚しい躍進に注目して欲しいという訴求目的にある。

これを背景に1948年の伝説的なポルシェ356 “No.1”ロードスターから純粋な電気自動車であるポルシェ タイカン(ミッションE)まで、75を超える展示品によって、ブランドの過去と未来について、自らの足跡を辿り、その洞察の結果を公開している。

この特別展についてポルシェ ミュージアム館長のアヒム・シュタイスカル氏は「私達は、ポルシェブランドの70周年を祝うこの展示会において、まったく新しい境地を開きます。

ミュージアムは、5,600m2を超える展示エリア全体が初めて完全に再設計されました」と、展示会で来館者が最初に目にする車が、スポーツカーの起源として70周年を迎えた356 “No.1”ロードスターです。

このユニークなモデルは、最初に製造されたオリジナルカーをそのメーカーが所有していることでポルシェを世界でも数少ない自動車メーカーのひとつにしました。

またモータースポーツは、各年代の重要な部分を占めています。ポルシェは、現在に至るまでの歴史において、伝説となったレーシングカーを通して新しいテクノロジーを開発およびテストをしてきました。

この原則は、タイカンによって、スポーツカーの未来も方向付けます。タイカンは、ル・マン覇者の919ハイブリッドから得た経験を生かし、ポルシェ初の純粋な電気自動車として2019年に市場発売されます。

ポルシェ コネクトを介したネットワークや、ブロックチェーンを用いたスポーツカーのデータセキュリティなど、デジタルプロジェクトも予定されています。

さらにこの特別展には、AR(拡張現実)を使用したインタラクティブな体験も用意されており、ARゴーグルをかけて来館者がタイカンを見ると、車の背後にテクノロジーに関する詳細情報が表示されます。

加えて特別展のユニークな魅力は、時代の中でのポルシェと、その文化的価値観である先駆的精神、情熱、スポーツ性および家族を組み合わせることによって生まれています。

今回の展示では、ポルシェに今日の力をもたらした従業員、レーシングドライバー、友人たちにも特に重点を置いています。従業員の伝説的な情熱と世界中のポルシェ コミュニティの熱意がなければ、このようなサクセスストーリーは考えられませんでした。

ヴォルフスブルクのアウトシュタット・ビジターアトラクションのポルシェ パビリオンでも70周年を記念して特別展が催され、1954年に製造された最初の4台の356スピードスターがポルシェ エンジニアリングの実例として展示されています。

6月9日にはライプツィヒのポルシェ工場で行われたファミリー・デーに合わせて特別展も開催されました」と70年の節目を迎える自社ブランドの特別展への来訪を呼び掛けている。

ちなみにポルシェは、2018年を通して世界各国で多数の活動を介して70周年を祝う予定だ。

6月9日、世界中の多くの拠点で“Sports Car Together Day”が行われ、6月10日にはカンシュタッター・ヴァーゼンのフェスティバル会場で大祝賀パーティーが開催された。

6月16日~17日の週末には、従業員、ツッフェンハウゼンの住民、及びポルシェのファンの皆様をツッフェンハウゼンのポルシェ工場周辺で催される公開祝賀会に迎がある。

この祝賀会には、老若男女の来訪者のためのインタラクティブな活動、簡単な工場ツアー、バンド、フードトラック、ル・マン24時間レースの生中継、そしてワールドカップのドイツ対メキシコ戦の放送が含まれる。ちなみにこの週末のミュージアムと全てのイベントへの入場は無料となっている。

また7月12日~15日に英国のグッドウッドで開催される“Festival of Speed”、9月27日~30日にカリフォルニアで開催される“Rennsport Reunion”でもポルシェ スポーツカーの70周年が祝われる予定だ。海外に於いては10月13日にシュトゥットガルトのポルシェ アリーナで初開催される“Sound Night”のイベントによって70周年の祝祭は閉幕されることになる。

一方、日本では6月16日(土)~17日(日)に富士スピードウェイにてPorsche experience Day 2018(ポルシェ エクスペリエンスデイ 2018)」 を開催し、ポルシェブランドの誕生70周年というアニバーサリーを、ポルシェ オーナー、ファンの皆様と共に祝う。

ポルシェ エクスペリエンスデイ 2018では、PCCJ、PCCAのシリーズ戦の他、エキシビションとして両シリーズの混走レースを行うほか、1986年のパリダカールラリーでジャッキー・イクスが総合2位となったポルシェミュージアム所有のポルシェ959が展示される。

またル・マン24時間レースに於いて2015年から3連覇を果たしたLMP1カー、ポルシェ919ハイブリッドの特別仕様車、ポルシェ919 tributeの展示およびデモランも行われる。

ポルシェ919ハイブリッドは、昨年をもってWECおよびル・マンへの参戦を終了したが、この度の919 tributeによる富士でのデモランは919ハイブリッド トリビュートツアーの一環として行われるものだと同社では謳っている。

なおポルシェ エクスペリエンスデイ 2018への来場は、下記URLより詳細を参照されたい。<   >