ボッシュ、48Vシステムでコンパクトカーの新世代HV実現へ

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ロバート・ボッシュGmbH(本社:シュトゥットガルト・ゲーリンゲン、代表取締役社長:Dr.rer.nat.Volkmar Denner <フォルクマル・デナー>、以下、ボッシュ)は、コンパクトカーでも採算の合うハイブリッドパワートレインをボッシュが開発した。

このシステムは次世代の車両で量産に移される予定で、その価格も現在のハイブリッドシステムの数分の1程度に抑えられている。

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これにより次回の車両購入の際、ハイブリッド車の中でも、さらに検討車両の選択肢が広がるとボッシュでは云う。

新ブースト回生システムは、まさに皆のためのハイブリッド

ボッシュ取締役会メンバーで、モビリティ ソリューションズ セクターを統括するロルフ・ブーランダー氏は、「ブースト回生システムは、まさに皆のためのハイブリッドなのです。

同時に、燃費が著しく向上するというハイブリッド車でおなじみの長所も実現されます。

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15%も経済的に走行することが可能で、しかも管理された試験においてだけでなく、日常の運転状況においてもそれを実現することができます。

さらに、ガソリンエンジンでも、ディーゼルエンジンでも電気ブースト機能により、いっそうダイナミックに加速することができます。

というのは加速中においては、発電ジェネレーターと駆動モーターを兼ねたユニットが、スポーティなコンパクトカーのエンジン出力に相当する150Nmの追加トルクで、車両の加速能力を強力にアシストするためです」と語る。

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今回ボッシュが開発したシステムの特徴は、従来の400 Vのハイブリッド車とは異なり、低電圧の48 Vをベースとしている点にある。

これにより、これまでは高額になりがちだったハイブリッドシステム導入に於いて、安価なコンポーネントを活用することが出来る。

また、大型の電気モーターを搭載する代わりに、ジェネレーターの出力を4倍に強化した。このモータージェネレーターはベルトを使用し、内燃機関を最大10 kWサポートしていく。

このモータージェネレーターと、コンパクトな低電圧バッテリーをつなぐ役割を受け持つのは、パワーエレクトロニクス機構を担うDC/DCコンバーターである。

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このDC/DCコンバーターを介して、48 Vの車載電装システムから12 V車載ネットワークに電圧が供給される仕組みだ。

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ちなみに新たに開発され、搭載されるリチウムイオンバッテリーもかなりコンパクトなサイズとなっている。

先のブーランダー氏は、「48 Vのエントリーレベルのハイブリッドシステムは欧州、北米、アジアのドライバーにとって、非常に魅力的な選択肢となりつつあります」と述べており、2020年には世界で約400万台の新車に、このタイプのハイブリッドパワートレインが搭載されるようになるとボッシュは見込んでいるようだ。

第2世代のプロトタイプでは、ボタンひとつで駐車も可能に

先に開催されていたIAAフランクフルト国際モーターショー2015に於いて、ボッシュは開発中の第2世代のエントリーレベルのハイブリッドシステムを展示していた。

このプロトタイプでは、よりパワフルなモータージェネレーターが、内燃機関ではなくパワートレインに直接連結される構造となっていた。

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このタイプのエントリーレベルのハイブリッドシステムは、短時間の速やかな電気サポートを提供するだけでなく、渋滞などの低速走行時でも完全な電動走行を可能にする。

さらにこの新しいハイブリッドシステムにより、プレミアムカーに搭載されてきた最新機能を、コンパクトカーに組み込めるようになる。

その機能とは、ドライバーが車外から駐車動作を指示できる遠隔操作式パークアシストである。この完全自動パークアシストがあると、非常に狭い駐車スペースやガレージでもストレスや煩わしさを感じることなく、安全・快適に車両を操作できるようになる。

このアシスト機能は、超音波センサーを使用し、オートマチックトランスミッション搭載車によく見られる完全自動パーキングシステムをベースにしている。

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同システムは、組み込まれた電気モーターで加速し、自動で前進と後退を切り替えることができるほか、イグニッションキーのボタンを押せば駐車プロセスが始まるため、ドライバーが車内にいなくても自動で駐車を実行する。

そこでボッシュは、ドライバーが車外からパークアシスト機能を操作できるようにするスマートフォンアプリも開発した。10 月 30 日(金)から東京ビッグサイト(東京・江東区)で一般公開が始まる第44回東京モーターショー2015で、その技術の一端を見ることが出来るだろう。