ダイムラーINDIAと三菱ふそう、インドネシアでメルセデスベンツトラックの生産開始

Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加

DTAのオラガダム工場でKDキットを製造、メルセデス・ベンツのワナヘラン工場を拡張し現地生産にて大型トラックの製造ヘ

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ)とダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(以下DICV)が協業を行うダイムラー・トラック・アジア(以下 DTA)は、メルセデス・ベンツの大型トラックの生産をインドネシア西ジャワ州のワナヘラン工場にて開始する。

写真は式典の様子。左からダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・インドネシア社長 マーカス・フィリンガー、インドネシア 経済調整省次官 エディ・プトラ・イラワディ次官、ティム・グリーガー生産本部長。

当地に於ける販売自体は、ダイムラー社の子会社であるメルセデス・ベンツ・ディストリビューション・インドネシア(MBDINA)を通じて行う。

このダイムラー・トラック・アジア(DTA)は、日本国内を起点に80年以上の歴史を誇る三菱ふそうトラック・バス株式会社と、インド市場で躍進的な成長を続ける新会社ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社が共同で事業を行う組織である。

そんなDTAは、川崎工場(神奈川県川崎市)と、オラガダム工場(インド、チェンナイ)の2箇所の生産拠点で、FUSO、バーラト・ベンツ、そしてメルセデス・ベンツのブランドを製造し国内外に提供してきた。

そして今回、大型トラック”Axor”(アクサー)に関して、最新鋭設備を備えたDICVのオラガダム工場で生産するKD(ノックダウン)キットを、西ジャワ州ボゴールのメルセデス・ベンツ ワナヘラン工場に仕入れ、組み立てる。

こうしたKDによる初のメルセデス・ベンツブランドの製造は、オラガダム工場がダイムラーの最高品質基準を満たしたことを既に証明している。

また今生産開始はDTAにとって、アジアで最も重要な市場であるインドネシアへの拡販戦略の礎となるもの。

DTAは今回、インドネシア当地のマーケットに向けて製品開発、生産、輸出、調達、研究活動を共同で行い、今後も価値ある製品とサービスを提供する戦略的なビジネスモデルを推進していく構えだ。

対してFUSOこと三菱ふそうは当地で46%以上のシェアを誇り、長年同市場をリードするブランドである。

具体的には、1970年にFUSOブランドがインドネシア市場に参入。翌年の販売開始以来46年に亘って小型トラック部門でトップシェアを獲得してきた。

今年3月には、小型トラック「コルトディーゼル」が1975年の販売以来、累計100万台という大きなマイルストーンも達成している。

今回は、この両社の協業により、高品質と先進技術を備えたメルセデス・ベンツの大型トラックをインドネシアに投入していくことで、同市場での製品ラインナップを拡充していく。

この取り組みにあたってDTAでは、「インドネシアはDTAにとって、最も重要な東南アジアの市場です。FUSOブランドは1970年の市場参入以来、豊富な商品ラインナップを揃え、広い販売網と充実したアフターサービスを築いてきました。

そして、46年にわたり同市場でトップシェアを誇っています。今回のメルセデス・ブランドの生産を機に、2つの強力なブランドで全てのセグメントにおいてナンバーワンを目指します」(Kay-Wolf Ahlden、東南アジア地域リージョナル・センター統括)と述べている。

一方、DICVは「メルセデス・ベンツは1950年代の市場参入以来、高い認知度を維持しています。この歴史と高いブランド力を活かし新規顧客の方々に生産開始した大型トラック”Axor”を、自信をもってお届けします」(ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・インドネシア社長 マーカス・フィリンガー)とのコメントを記している。