ジャガー・ランドローバー、スロバキア共和国内新工場設立の基本合意書に調印


グローバルでの競争力を強化する、ジャガー・ランドローバーの拡張計画が新たなステージへ

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover Automotive PLC、本社:英国・コベントリー、CEO:ラルフ・スペッツ<Ralf Speth>)は8月11日(英国コベントリー発信)、西スロバキアのニトラ市での製造工場新設に向け、スロバキア共和国政府と基本合意書に調印したと発表した。

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スロバキア共和国は予てより、高品質な自動車産業で定評があり、この締結は、ジャガー・ランドローバーの成長戦略にとって好機と云えるだろう。

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またグローバルにおける競争力強化を推し進めているジャガー・ランドローバーにとっても、将来新たな国際的製造拠点を拡充するということは、さらなる前進となる。

ジャガー・ランドローバーCEOのラルフ・スペッツ博士は、本合意文書締結について「当社が長期的かつ回復力のある成長を続けるためには、グローバルなビジネスの拡張が不可欠です。

それによって生産力が向上するだけでなく、新型モデルや技術開発への投資も拡大でき、最終的には英国の雇用に貢献することにもつながります。

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スロバキア共和国の自動車産業は、高品質なことで世界から定評を得ており、当社にとって発展につながる魅力的な可能性を秘めています。

新設予定の工場は、すでに操業している英国、中国、インドの工場や、建設中のブラジル工場を補完します」と述べている。

同社は現在、スロバキア共和国政府と実現可能性の調査を行っており、今後10年間で30万台の生産能力を有する工場建設を計画している。

またさらなる軽量化を可能にする車両を、今後未来に向けて提供するというジャガー・ランドローバーのコミットメントの一環として、新工場では、アルミニウム製の車両を製造する予定。同第1号車のラインオフは2018年になる見込み。

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当地をヨーロッパ、米国、メキシコを含む多くの候補地を綿密に分析した結果、強力なサプライチェーンに近く、物流インフラも整った、好ましいロケーションであるとして、ジャガー・ランドローバーはスロバキア共和国を拡充拠点として選択。実現可能性調査の結果に基づく最終決定は、2015年末を予定している。

同グローバル拡張計画は、英国内の新型モデルや技術開発に対する長期的な投資の一環でもある

これを受けて、スロバキア共和国のロベルト・フィツォ首相は、「スロバキア共和国が、ジャガー・ランドローバー社の調査地として選ばれたことを大変嬉しく思っています。

我々には、スロバキア共和国の高品質な自動車産業を発展させる使命がありますが、今回の計画が成功すれば、この投資は、我々を目標達成に導いてくれる非常に大きな一歩となるでしょう。

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また、スロバキア共和国の産業戦略を大きく発展させる起爆剤となるとともに、EU全体の利益にもつながります。今後、ジャガー・ランドローバー社と緊密に連携し交渉を進めていくことを楽しみにしています」と述べている。

ジャガー・ランドローバーは、ここ数年で世界的にその存在感を高めている。中国では新しいジョイントベンチャーを立ち上げ、また、2014年末にはブラジルで工場建設に着手した。

世界中に工場を新設することで、ジャガー・ランドローバーは、成長の可能性がある地域でのポジションを強化し、通貨変動のリスクを軽減しながら、より効率的でグローバルな競争力を持ったビジネス展開ができるようになる。

なお英国は、ジャガー・ランドローバーにとって、ビジネスの拠点となる国であり、これからもデザイン、エンジニアリング、および製造の中心であり続けることに変わりはないという。

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過去5年間にわたり、ジャガー・ランドローバーは新たに2万人の従業員数を雇用し3万6,000人へとほぼ倍増させ、新型モデルの開発や設備投資に110億ポンド(約2兆1,340億円)以上を支出してきた。

英国のキャッスル・ブロムウィッチ、ヘイルウッド、およびソリハルにある自動車製造工場に多大な投資を行い、ジャガーの「XE」、「F-PACE」、ランドローバーの「レンジローバー・イヴォーク」、「ディスカバリー・スポーツ」などの新型モデルを導入している。

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ジャガー・ランドローバーはこのほかにも、新しく開業した英国のエンジン・マニュファクチュアリング・センターに5億ポンド(約970億円)もの投資を行い、ミッドランド地方に1,400人の新規雇用を創出している。

また、ホイットリーにあるアドバンスト・エンジニアリング&デザイン・センターの拡張を予定しているほか、ウォーリック大学内のナショナル・オートモーティブ・イノベーション・センターに投資する計画もある。ジャガー・ランドローバーの持続的な投資が、英国の産業戦略の拡大にも精力的に貢献していくとしている。

<ジャガー・ランドローバーについて>
【英国拠点】
■2015年度、ジャガー・ランドローバーは新型車開発と設備投資に36億ポンド(約6,984億円)を支出する予定。また同期間中、ソリハル工場で製造される「F-PACE」をはじめ、英国内の工場から新型およびモデルチェンジを含む計12車種を発売する。

■ジャガー・ランドローバーは、英国内に3カ所の自動車製造工場と1カ所の新エンジン製造センターを有している。
– キャッスル・ブロムウィッチ工場では、「XF」、「XJ」、「Fタイプ」を製造しており、従業員数は3,500名。
– ヘイルウッド工場では、「レンジローバー・イヴォーク」と「ディスカバリー・スポーツ」を製造しており、従業員数は4,500 名。
– ソリハル工場では、「レンジローバー」、「レンジローバー・スポーツ」、「ディスカバリー」、「ディフェンダー」、および「XE」を製造しており、従業員数は9,000名。
– エンジン製造センターでは、「XE」の2.0リッターのディーゼル・エンジンをはじめとする、INGENIUM(インジニウム)エ ンジン・ファミリーを製造しており、従業員数は1,400名になる予定。

【英国外拠点】
■ジャガー・ランドローバーは、英国外に製造工場2カ所、インドに組み立て工場を1カ所、有している。
– 中国の合弁企業である奇瑞ジャガー・ランドローバーでは、「レンジローバー・イヴォーク」を製造しており、従業員数は2,500名。
– ジャガー・ランドローバーが初めて全額出資した国外の工場であるブラジル製造工場は2016年初めに操業を開始する 計画で、「ディスカバリー・スポーツ」を製造し、従業員数は400名ほどになる予定。
– 2011年よりインドに現地工場を操業しており、現在は「レンジローバー・イヴォーク」、「XF」、および「XJ」の組み立てを行っている。

【直近の事業状況】
■ジャガー・ランドローバーは、マグナ・シュタイヤー社とオーストリアでの製造契約を締結している。

■2014年、ジャガー・ランドローバー全体の販売台数は、前年比9%増の46万2,678台(ジャガー:8万1,570台、ランドローバー:38万1,108台)だった。

■2015年度の第1四半期、ヨーロッパにおけるジャガー・ランドローバーの販売台数は、前年同期比28%増の約3万台だった。

■ジャガー・ランドローバーは今後5年間で50車種の新型モデルおよびイヤーモデルを展開する予定。

■ジャガー・ランドローバーは英国における最大の輸出メーカーのひとつで、80%以上の利益を海外への輸出で得ている。

※1ポンド=194円にて換算(2015年8月14日現在)

 

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