三菱自動車工業、三菱商事を筆頭する事業パートナー3社とインドネシアビジネスの再編へ動く


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三菱商事・クラマ ユダ・三菱ふそうトラック・バスと、新販売会社の設立を目指す

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長 兼 社長・CEO:益子修、以下、三菱自動車)は10月13日、インドネシアにおける事業基盤を強化するため、かねてよりの事業パートナーである三菱商事株式会社(以下、三菱商事)、クラマ ユダ(P.T.Krama Yudha、以下、KY)、三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそうトラック・バス、以下MFTBC)との間で、インドネシア事業の再編で基本合意に至った。

この4社の合意により、現在の販売会社(クラマ ユダ ティガ ブルリアン モータース:以下、KTB)を「三菱自動車」、「三菱ふそうトラック・バス」のブランド別に分割し、三菱自動車は該当ブランド独自の乗用車のための新たな販売会社を設立する。

またこれに伴い、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)側は、元のクラマ ユダ ティガ ブルリアン モータース(KTB)の株式保有割合を、現在の18%から30%に引き上げる意向だ。

こうした施策により、分割された後の商用車専業会社の株式保有比率は、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が30%、クラマ ユダ社(KY)40%、三菱商事株式会社(MC)30%となる。

なお、これらの取引については、合併などの企業結合に関する規制を含む一般的な前提条件を満たす必要がある。

一方、こうした手順を踏んで設立された三菱自動車工業側の新販売会社では、ブランディング、販売員の育成、サービス品質の向上、ディーラーネットワークの整備などを推進し、乗用車の販売体制を一層強化していく。なお、この新会社での営業開始は2017年4月を予定している。

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これまで三菱自動車はインドネシアに於いて、三菱商事、クラマ ユダ社(KY)と共に1970年から生産・販売事業を展開し、商用車中心に事業拡大を図ってきた。

それを踏まえ今後、更なる成長が期待される乗用車市場の拡大を確実に取り込むべく、三菱自動車は本格的な乗用車生産拠点であるミツビシ モータース クラマ ユダ インドネシア(以下、MMKI)の2017年4月からの操業開始を目指し生産準備を進めている。

また、2017年10月からは、インドネシアで需要が大きい小型MPV(*)の生産も開始する予定だ。(*)コンパクトな7人乗り小型ミニバンである。

三菱自動車工業では、「今回、三菱自動車ブランド独自の新販売会社を設立し販売体制を強化することで、生産面、商品面に加えて販売面でも、これまでの小型商用車中心から乗用車を中心とした事業への展開・拡大を進め、事業収益の拡大を図ってまいります」と結んでいる。

【新販売会社の概要】
営業開始 2017年4月予定
主な事業内容 三菱自動車製品の輸入、販売
株主構成 三菱商事40%、KY30%、三菱自動車30%

【KTBの概要】
営業開始 :1970年7月
本社所在地 :インドネシア共和国ジャカルタ首都特別州東ジャカルタ市プロマス
主な事業内容 :三菱自動車・三菱ふそうトラック・バス製品の生産、輸入、輸出、販売
株主構成 :三菱商事40%、KY40%、三菱ふそうトラック・バス18%、三菱自動車2%
従業員数 :約700名(2016年8月時点)

【MMKIの概要】
生産開始 :2017年4月
工場所在地 :インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県(首都ジャカルタ市から東に37km)
主な事業内容 :三菱自動車製品の生産、卸売、輸出
株主構成 :三菱自動車51%、三菱商事40%、KY9%
生産能力 :16万台/年
敷地面積 :30ヘクタール
従業員数 :約3,000名(2018年3月計画)
生産車種 :『パジェロスポーツ』、『コルトL300』、小型MPV