NTN、車載コンポーネントで適用できる「電動モータ・アクチュエータ」をシリーズ開発

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車載コンポーネントで適用できるスマート電動アクチュエータ

NTN株式会社(本社:大阪府大阪市西区京町堀1丁目3番17号、代表取締役社長: 大久保 博司、以下、NTN)は、今後、自動車の駆動・制御においてさらなる普及が見込まれるバイワイヤ(*1)制御に不可欠な、汎用性の高い「電動モータ・アクチュエータ」をシリーズ開発した。

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「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展する製品の商品写真および構造図

近年、自動車分野においては自動運転化やさらなる低燃費化が求められており、駆動・制御をサポートするさまざまなシステムの普及拡大に伴うバイワイヤ制御を中心とした電動化が急速に進められている。

こうした市場の動向を踏まえ、NTNは、コア技術である軸受やボールねじの製品技術とモータの設計技術、車両制御のための電子制御技術とを組み合わせ、「電動モータ・アクチュエータ」としてシリーズ開発したもの。

構成部品や諸元を共用化し、形式やサイズにバリエーションを持たせたラインナップにより個別設計が不要となり、開発期間の短縮が可能となる。

今回開発した製品は、さまざまな車載アプリケーションに適応が可能。同社では将来的に自動車だけでなく、幅広い分野への適用を目指していると云う。

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NTNでは、「まずは本シリーズの早期量産を目指し、車載用途としてグローバルで販売活動を進めるとともに、アクチュエータを活用したその他機器への適用の拡大を図ってまいります。

またNTNは、今回開発した本シリーズを、5月25日~27日にパシフィコ横浜で開催される『人とくるまのテクノロジー展2016』に出展いたします」と述べている。

*1)バイワイヤ:
ブレーキバイワイヤ、シフトバイワイヤなど、運転者の操作について、伝達部分を機械的伝達機構から電気信号に変え、アクチュエータで駆動するシステム

■特長
・適用アプリケーションに合わせ、モータの軸配置別に「同軸直列タイプ」「同軸中空タイプ」「平行軸タイプ」の3タイプをラインナップ。
・サイズは小型・中型・大型の3サイズ。中でも需要の見込める中型シリーズを充実。

(1)同軸タイプ
・同軸配置によるコンパクト設計
・マグネットとコアの重ね合わせ構造により、サイズ・トルク・出力を最適化
・モータの主要構成部品であるマグネット、コイルを共用化
・非接触リニアポジションセンサ内蔵

(2)平行軸タイプ
・樹脂製ハウジング採用による軽量化
・パーキングブレーキなどに対応可能な、逆入力回転防止ユニットの搭載が可能
・大推力に対応可能なアドオン減速機ユニット
・非接触リニアポジションセンサ内蔵

■用途例
四輪、二輪用車載アプリケーション対応電動モータ・アクチュエータ・小型シリーズ:エンジン用の各種電動バルブ、電動スロットルなど。
・中型・大型シリーズ:クラッチ、シフト、ブレーキ、電動ポンプなど。
NTN株式会社Webサイト http://www.ntn.co.jp/japan/ To-jump-to-external-page20150401