帝人、高機能不織布から開発した防音材が新型プリウス採用へ


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帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純)が提供するポリエステル製タテ型不織布「V-Lap(R)」を使用し、林テレンプ株式会社(本社:名古屋市中区、社長:林 貴夫)が成型加工して生産した自動車用防音材「V-Wave」が、2015年12月にトヨタ自動車株式会社が発表した新型「プリウス」のフロア用防音材として採用されたと発表した。

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世界的に環境規制の強化が進む中、自動車には燃費効率の向上が求められ、軽量化へのニーズがますます高まっている。

こうした中で、今回の「V-Wave」は、帝人の「V-Lap」の特長である繊維を垂直方向に配向させた構造と、その加工技術を最大限に活かし、林テレンプが主力製品として展開する自動車用防音材の開発技術を駆使することにより、従来の防音材と同等性能で、約1/2の重量を実現した。

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さらには、リサイクルポリエステル繊維を原料として使用していることから環境配慮にも貢献しており、こうした特性が評価されたことにより、同車への採用に至った。

帝人と林テレンプは、この新型「プリウス」への採用をはじめ、自動車吸音材用途における事業展開を加速しており、両社連携による生産体制を強化するため、岐阜県安八郡神戸町に「V-Lap」の生産工場、および「V-Wave」の生産工場を設置している。

今回のプリウスへの採用にあたって両社は、「このたびの軽量吸音材の採用を契機として、隣接する両社工場の強固な連携により、さらに拡大していく自動車の軽量化への需要に応えるとともに、天井やドアなどへの軽量吸音材の採用拡大を目指して開発を推進していきます」と語っている。

【「V-Lap(R)」生産工場の概要】
「V-Lap」は、特殊な生産方法により、繊維を垂直(タテ)方向に配向させた不織布。

嵩高構造による軽量性や易成形性などの特徴がある。寝装用などのクッション材として先行展開しているが、自動車向けを中心とした各種吸音材としての機能も優れており、当分野での展開も推進している。

また、住宅用断熱材や超軽量天井材としての開発も進めている。特殊フィルムなどを貼り合わせ、複合加工することにより、より高機能な不織布製品を作り出すことも可能である。

ポリエステル製タテ型不織布「V-Lap(R)
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■工場名:帝人株式会社 不織布工場
■所在地:岐阜県安八郡神戸1801
東邦テナックス株式会社 揖斐川事業所内
■稼働時期:2015年1月
■従業員数:約20名

【「V-Wave(R)」生産工場の概要】
「V-Wave」は、林テレンプが生産・供給する軽量で高い防音性能を発揮する垂直方向自動車用防音材の総称。最大の特徴は、厚さ方向(垂直方向)に繊維を配向することによって、約半分の重量で従来と同等の性能を発揮する。2012年からフロア防音材としての生産を開始し、国内外の自動車へ採用が進んでいる。

■工場名:林テレンプ株式会社 大垣工場
■所在地:岐阜県安八郡神戸町1801
東邦テナックス株式会社 揖斐川事業所内
■稼働時期:2015年11月
■従業員数:約20名

林テレンプ株式会社
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帝人株式会社
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