米グッドイヤー、自動運転研究でミシガン大学のエムシティへ参画

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ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Goodyear Tire and Rubber Company・本社:米オハイオ州アクロン、CEO:リチャード・J・クレイマー)は5月31日、米国ミシガン大学が主導する官民研究機関のMcity(エムシティ)の研究に参画すると発表した。

施設内に再現されたラウンドアバウト
施設内に再現されたラウンドアバウト

このMcity(エムシティ)への参画は、技術革新ネットワークを世界的規模に拡大し、自動運転車両やコネクテッドカー関連技術の研究・開発を自社内でも一層積極的に促進することを目的にしたもの。

グッドイヤーは今後、Mcityの試験施設で電気自動車および自動運転車両のテスト走行を実施し、インテリジェントタイヤとそのセンサー技術をさらに発展させ、タイヤと路面、タイヤと車両の技術革新に邁進し、最終的には自社のタイヤ製品と、顧客との接点を拡大。製品とユーザー間との連携を管理・深めることで、未来に於いてグッドイヤーの役割を大きく拡大させることを狙っている。

歩行者回避技術テスト用ダミー
歩行者回避技術テスト用ダミー

ちなみにMcityは、実際の市街地や郊外の道路環境を再現した走行実験施設で、コネクテッドカーや自動運転車両の実証試験に適した環境にある。

Mcityに参画している企業は、自動車メーカー、自動車部品サプライヤー、チップやハードウェアメーカー、保険会社をはじめ、先進モデリング、ビッグデータ収集、高度道路交通システムなどの技術開発に従事する合計約60社に及ぶものであり、グッドイヤーはこの研究に参画している唯一のタイヤメーカーとなった。

Mcityの全景
Mcityの全景

この取り組みについてグッドイヤー・チーフ・テクノロジー・オフィサーのクリス・ヘルセル氏は「グッドイヤーはタイヤに関わる、場合によってはタイヤを超えたモビリティソリューションを生み出すため、積極的に主要関係各所と連携し、自動運転車両とライドシェアリングサービスの未来形成に取り組んでいます。この度のMcityへの参画は、そのゴールへの近道になると確信しています」とコメントしている。

対してミシガン大学 機械工学科 Roger L. McCarthy Professor 兼 Mcityディレクターのヒューイ・パン氏は「長年、業界をリードしているグッドイヤーを私たちのチームに迎えられることは喜ばしいことです。

私たちは未来のモビリティ形態を目指しテストとプランを実行していますが、進化する交通形態の中、タイヤの重要な役割を認識しています」と同社の参画を歓迎している。